過敏性腸症候群の診断
自分が、ストレスを感じていて、さらに下痢しやすいからといって、勝手に過敏性腸症候群だと自己診断してはいけません。
実は別の病気の可能性もあるからです。
一度は病院で検査を受けて、きちんと診断してもらうことが大切です。
最初は消化器科を受診するといいと思いますが、ストレスがひどいときは心療内科のほうがいいかもしれません。
病院では、過敏性腸症候群とその他の病気との違いを鑑別します。
診察は、問診が中心ですが、他の病気の疑いがあるときは、検査をします。
問診では、症状を聞かれるだけでなく、これまでかかった病気や服用中の薬、普段の生活状況、ストレスの有無など聞かれます。
症状はきちんと説明できるようにしておきましょう。
検査は血液検査、便潜血検査、レントゲン検査、注腸造影検査、大腸内視鏡検査などがあります。
血液検査は、注射で血液をとり、血液の成分を調べます。
便潜血検査は、便に血液が含まれているかどうか調べます。腸管から出血がないかを調べます。
レントゲン検査は、腹部の腸の状態をみます。
注腸造影検査は、肛門からバリウムと空気を入れえて、大腸の状態をみます。
大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を入れて、腸管の状態をみます。
過敏性腸症候群と症状が似ている病気には、乳糖不耐症、大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病などがあります。
どれも下痢を起こす病気です。
